校長挨拶

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瀬戸ヶ島の地に穏やかに吹き寄せる潮風に春の息吹を感じられる、新年度を迎えるにふさわしい季節となりました。

本科生49名、専攻科生11名の皆さん、入学おめでとうございます。また、これまで深い愛情をもって慈しみ育んでこられた保護者の皆様、お子様のご入学を心からお祝い申し上げます。

本校は昭和23年にこの水産都市浜田に開校し、今年で75年目を迎える歴史と伝統を誇る水産高校です。水産とは、海を人類に役立つように利用する産業の総称です。地球表面積の七割は「海」であり、日本は四面を海に囲まれ、長大な海岸線と世界第六位の経済水域を持った海洋国家です。日本人の生活を海あるいは水産を抜きに語ることはできません。また、二十一世紀は海洋の時代、水産の時代だといわれ、食と資源がキーワードだとされています。いま世界の中であるいは日本の周辺で起こっているさまざまな事象はこのキーワードに集約され、海洋や水産と密接に関係しています。今もそしてこれからも水産・海洋教育は、ますます重要なものとなることは間違いありません。

さて、入学にあたり本科生の皆さんに、本校の校訓である「自律」、「敬愛」、「進取」の言葉を送りたいと思います。

「自律」とは自らを律し、目標に向かってたゆまぬ努力を継続する姿勢を表します。将来の目標を持ち、その実現に向けて、こつこつと努力を継続して行ってください。

「敬愛」とは、お互いに相手のことを敬い、思いやりの心と規範意識を持って接する態度を表します。自分はもちろん周囲の人も自分と同じように大切にしてください。周りの人を大切にすれば、自分も周りから大切にされますし、周りから信頼を得ることができます。

「進取」とは、自らの力で果敢に未来を切り拓いていこうとする心を表します。現代は良くもわるくも様々なことがめまぐるしいスピードで変化をし、先の見通せない時代だと言われます。皆さんのこれからは、決められたレールの上ではなく、自らの意志で自分自身の進路を定める大海原での航海と同じだとも言えます。本校で専門的な知識・技術を身につけ、力を養い、人生の航路を切り拓いてください。

上級海技士となるべく入学した、11名の専攻科生の皆さん、航海士・機関士とそれぞれ目指す道は異なりますが、目標はただ一つ、これからの二年間における乗船実習および勉学に励むことで、将来の海のプロフェッショナルとしての資格、資質を十分に身に付けてください。そして、あなた方に続く後輩への良き手本となってください。活躍を期待しています。

それでは皆さんの努力と活躍を期待して、お祝いの言葉とします。

令和4年4月11日

島根県立浜田水産高等学校
校長 白井 明

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